土佐ガスで働き続ける理由

先輩社員インタビュー中1-3
先輩社員インタビュー中1-3
インタビュー年月:2021年12月
aico(営業)・梅原
2005年入社。aicoの前身となるチームに配属され、aicoの立ち上げに尽力する。aicoのコンセプト「住み慣れた我が家で暮らし続ける」提案のために様々な専門知識が必要となり、介護と建築両方の視点からアドバイスできる住環境コーディネーター1級や、排せつケアに関する民間資格おむつフィッターを取得。2007年のaico立ち上げ以降も活躍するが、2012年に退職。様々な職や子育てを経験しながら、2020年に排せつケアをはじめとした介護や福祉の知識や経験を請われ再入社。4歳と2歳の子育て中。
ようやる(営業)・山中
2001年入社。アレンドに配属され、リフォームについて学ぶ。2004年アレンド中村の立ち上げメンバーとして、幡多支店に異動。ガス担当者と連携する下地を培う。2010年アレンドに再配属後、2012年第1子の産休・育休を取得。復帰後はアクアチームを経て、ようやるチームで顧客接点を強化するためのアフターフォローやリフォーム提案などを担当。2017年第2子の産休・育休を取得後も、引き続きようやるチームで活躍中。2021年には2級建築士試験に合格。9歳と3歳の子育て中。

1.現在の仕事内容を教えてください

梅原:私はご自宅を訪問して相談に応じたり、福祉事業所に営業を行ったりしています。排せつのお悩みに対して幅広い視点からアドバイスできる、おむつフィッターとして相談を受けることが多いです。
山中:私はガスの定期点検を行う地区担当者のサポートとして、ガス機器の取り換えからリフォーム提案につなげる手伝いをしています。
梅原:建築士試験、合格おめでとうございます!(対談の半月前に合格発表)
山中:ありがとうございます。ガス担当者に「リフォームのことが分かる人連れてきました!」と言われる度にプレッシャーがあって…。自信を持って答えられるよう、建築についてもっと学びたいと以前から考えていました。コロナ禍で子供を連れて外出できない、今だったら取れると思ったんです。それが試験の五ヶ月前かな?
梅原:そんな直前だったんですか?!専門の勉強も必要ですよね?
山中:建築に関する学歴がなくても、実務経験7年以上で受験できます。家にさえ居れば子供をみながら勉強できるので、学科はテキストで。製図だけは経験がないとできないので、専門の学校に二ヶ月通いました。本来は丸一日の授業を午前中だけにしてもらい、午後は子供をみながら家で製図しました。※1
梅原:そうやって学校側が配慮してくれるのはありがたいですね。でも一番は山中さん本人の努力ですよ!家庭と仕事、さらに勉強まで並行で…本当にお疲れ様でした。建築士の資格を取って、変わったことはありますか?
山中:合格したばかりで、まだ免許も届いてないから実感がなくて(笑)ただ、これから名刺に「建築士」と書いてあったら、お客さんも安心してリフォームの相談ができるだろうなと思っています。梅原さんはおむつフィッターに加え、住宅に関する資格もお持ちですよね?
梅原:はい、住環境コーディネーターという資格も持っています。様々な条件の中でもご自宅で暮らし続けるためには、介護と建築両方の視点からの提案が必要です。特に排せつ関する相談が多く、複合的に解決する必要がありますね。
山中:おむつフィッターは珍しい資格ですよね?
梅原:はい。資格そのものの知名度は低いですが、名刺に書いてあるのを見て、相談につながることが多いです。
山中:排せつの悩みなんて家族にも相談しにくいことだから、キチンと相談できる専門家がいると分かったら安心するでしょうね。まだまだ一般の人には知られていないのがもったいない…!
梅原:おむつフィッターがいる相談場所は、全国的に見ても少ないですね。なかなか利益が取りにくい分野なので、事業として行う難しさも分かります。相談料を取っていないことに驚かれるんですが、その時すぐ利益にならなくても、まずは会って話をすることが今後につながると信じてやっています。
山中:そういう「行ってなんぼ」な考え方は、社内全体で共通していますよね。家のことでも、例えば「網戸が壊れた」・「畳を張替えたい」とか、そういうちょっとした困りごとをどこに相談したらいいか、悩む方が多いです。ガスの担当者が訪問した際に、そういう困りごとを聞きだしたことをきっかけに、リフォームのご依頼につながっていきます。いい話が急にポンとくることはない、まずは会って話して、信頼関係を築くことがすごく大事!うちのガス担当者はみな、お客様から色んなことを相談される信頼関係ができているからすごい。
梅原:aicoの立ち上げ当時、まずは名前を覚えてもらうためにマグネットを配ったりしていました。私は一度退職して8年ぶりにaicoに戻ってきたんですが、今はaicoの名前が訪問先で当たり前のように知られていています。小さなことを積み重ねて、メンバーがお客様と信頼を築いてきた成果ですよね。すごいなぁ。
先輩社員インタビュー中1-2
先輩社員インタビュー中1-2

2.土佐ガスの働きやすさはどうですか?

梅原:それこそ今朝、子供が熱をだして…。スケジュール的に私は今日休めなくて、午前中は近くに住んでいる母に見てもらい、午後は夫が休みをとってくれました。
山中:梅原家は旦那さんも土佐ガス社員ですもんね。ご夫婦で同じ会社ってどうですか?
梅原:同じ社内なので今は忙しい時期だとか、お互いの部署の状況がなんとなく理解できるから、本人にもチームにも相談しやすくて助かります。
山中:建前だけの制度じゃなくて、周りから嫌な圧もなく、うちはホント休みが取りやすいですよね。お母さん経験の人が多いから、子供の迎えが必要になっても「早く帰っちゃりや」と言ってくれる。小学生くらいになったら一人で留守番できるけど、それまでが大変…。その一番大変な時期に、通常の有給に加えてさらに育児支援休暇があるからやっていけます!私は実家が遠くて、直接子育てを手伝ってもらえません。復帰前はとても不安でしたが、会社の制度や周囲の理解に助けられています。※2
梅原:産休・育休を経験している上司が、働き方をアドバイスしてくれるんです。再入社時、9-17時でも保育園のお迎えに間に合いましたが、余裕が持てるように16時までの時短勤務を勧めてくれました。
山中:私も二人目の時、上の子の小学校入学と重なるので「5月からにしいや」と育休を延ばしてもらいました。小1はしばらく半日登校だと、教えてもらって初めて知りました。ありがたいですね。

3.仕事を続けてよかったと感じることは?

先輩社員インタビュー中1-1
先輩社員インタビュー中1-1

3.仕事を続けてよかったと感じることは?

梅原:土佐ガスを一度退職してからは、パートや契約社員として働いていました。時間内で必要とされる役割を90~100%果たすことを、私は物足りなく感じました。しんどいこともありますが、120%やりきりたいタイプみたいです。
山中:そういえば、梅原さんはどういうきっかけで再入社したんですか?
梅原:私はaicoの立ち上げから一緒だった上司に社会人として育ててもらったと感じていて、すごく尊敬しています。退職後も色んな節目には連絡を取っていて、「またaicoで働かない?」とその人から声をかけてもらったんです。実は退職前、仕事そのものは楽しかったんですが、公的なサービスと営利企業との考え方の違いに悩んでいました。退職後に公的なサービスも経験したことで、できる・できないの境目がハッキリしている営利企業の方が自分に合うと分かりました。今は「こんなに楽しくていいのかな」と思うくらい、楽しくやらせてもらっています。売上があがることも楽しいんですよね(笑)
山中:さっき梅原さんが言っていた「120%やりきりたい」気持ちにすごく共感しました。1人目は16時までの時短勤務でしたが、仕事が残った状態でお迎えの時間になると子供のせいに感じちゃうんですよね…。仕事と家庭、どちらか一方を優先してバランスが崩れると、モチベーションが難しくなります。2人目の時は7.5時間勤務になったことで、フルタイム働けました!どちらもしっかりやりきることで、切り替えが上手くできるようになりました。子供を2人育てながら正社員でいられる環境ってすごく貴重だと思います。できれば正社員でいたいけど、うまくいかない人もいるはず。
梅原:他の場所で働いた経験があるので、土佐ガスの手当や休暇が圧倒的に充実しているのがよく分かります。
山中:梅原さんも私も、入社時からの経験が活かせている点もしあわせですね。

4.先輩社員からのメッセージ

梅原:しんどいこともありますが、働くことは楽しいです。一緒に働ける日を楽しみにしています。
山中:女性も長く働きやすい会社です。一緒に頑張りましょう。
※1 業務に必要な資格について、試験費用の補助や勉強の機会を設けるなど、取得できる環境を整えています。
※2 未就学児を持つ従業員は年次有給休暇に加え、年間10日の育児支援休暇を付与されます。他にも子供を預けて働くために発生する保育料を支援する託児手当、子供の進学費用を支援する子ども教育手当など、土佐ガスでは社員のライフステージにあわせて、必要な時に必要な支援ができる環境を作っています。